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上海 EXPO 2010
 昨年、上海万博が開催され、弊社が出荷した計2000本以上の植木(モミジ、ラカンマキ等)が万博会場で使われました。
 中国では土付きの植木の輸入は禁止されています。中国政府の許可書がないと輸出できません。しかし、日本国内での厳密な植物防疫所の審査を受け、国内での植木の隔離、消毒等を行うことで出荷が許可されました。
 また、中国国内においても上海郊外に植木が隔離され検査によっては2年以上圃場から出荷できない状態になります。中国に入ってからの植物検査が非常に厳密で植木に虫喰いの跡があると返還もしくは焼却されます。一口に植木の輸出と言っても一筋縄にいかないところがあります。 弊社は1本1本すべての条件をクリアーして2000本以上を出荷いたしました。
 なぜそんなに日本の木が評価されるのでしょうか?
 中国の植木の生産圃場は広大な土地に無数の木々が植えられています。落葉樹、常緑樹、地被類なんでもあります。日本の比になりません。
 しかし、そこそこの大きさの樹はあるもの近年の開発供給が追いつけず、それなりの大きさの樹でしか出荷されていないようです。見栄えがする樹、人に見せて感動するような樹が好まれるようです。広東省ではラカンマキが特に好まれるようです。お金を手にした人々は、庭(別荘)にラカンマキを植えると幸福になると言われがあるそうで、幹が太く、大きくそびえ立つ樹が大変好まれます。
 では、中国国内にも山などに植木があってそこから持ってくればいいではないかと思われますが、それはやはり中国にも事情があるようで、土地はすべて国の物、もちろん山間部でも同じで山に植わっているのも国の物。切るなり移植しようとなると即逮捕されるそうです。

 日本にある樹を売ってしまったら日本から木々がなくなってしまうではないかと心配されている輩方々。海外に売るくらいなら農園で所有していてもらって永遠にそこに植えておけばいいではないかと思われます。
 しかし近年植木生産者は高齢または国内の需要がないため激減し将来の不安から今そこにある樹を維持していくのが精一杯のように感じられます。
売れたらまた作ればいいのです。何年もかかるかもしれませんが...
維持、管理していくのがもうできなくなり、100年以上かかって維持した樹を切るのには、機械を用いれば1時間あれば見るも無惨な姿になってしまします。
 伐採してしまっては本末転倒です。
 今ある植木の原型の姿を実際見て所有して海外の人たちが日本の伝統文化に接触する機会ではないでしょうか。

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植木が輸出されるまで

さあいよいよ移動クレーンで引き上げです。
緊張の一瞬です。枝、幹を傷を付けないよう 慎重に上げます。

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上の空いている40フィートコンテナ(オープントップコンテナ)に搬入します。

植木が動かないようしっかり養生します。
場合によっては1本しか積めない場合もあります。

*写真は積み込みまでの経過を表したものですべて違うマキの木です。

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